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台湾・集集地震

台湾集集地震・緊急調査報告

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Map of Taiwan  台湾時間9月21日午前1時47分(20日17時47分GMT、日本時間21日2時47分)に台湾北西部で巨大地震が発生 した。速報震源は南投(ナントウ)県内で、実際の震源位置は同県内の集集(Chi-chi) [23.87 N, 120.75 E]近辺であった。その地震の震源は浅く、台北から南南西に150km の位置である。凄惨な被害と死傷者が出た都市は、Chung Liao, Meishan, 台中, FongyenそしてDongsuを含んでいる。人口が集中する首都台北では、死傷者を始めと して、建造物の倒壊、その他の被害が報告された。台湾のテレビ局は、死者2100人、 負傷者8000人と報じている。アメリカ地質 調査所(USGS)によるマグニチュード速報値 は M7.6であった。今回の地震は、14,000人の死者を出した先月のトルコの地震(コ ジャエリ地震)よりもはるかに大規模であった。電力は次第に回復しているが、未だ 節電のための計画的停電が実施されている。

現地入りしている国立中央大学の地質学者らの報告によると、2mないし3mの垂直変位 を伴った急斜面が、車籠埔(Chelongpu)断層に沿って南北方向に60kmにわたりみられる。断層 が形成された地域の北部における幾つかの測量からは8mの変位が推定されている。

中央気象局によれば、M6.0以上の強い余震が5個観測された。水曜日の朝にはM6.8の 大きな余震が発生し、主断層から東側に分岐した断層が出現した。その後9月26日に 発生したM6.8の大きな余震によってMeishanで死者が出るなどの被害をもたらした。本震のメカニズム 解は北北東走向の逆断層と求まっている(USGS | Harvard | ERI)。

台湾の第四紀断層と最近の活動

台湾島は南シナ海にあるマニラ海溝と琉球海溝の端部に位置しており、幾つかの大規模な衝上断層が台湾島を南北に走っている。 島の西端部における断層群の傾斜は東落ちで、マニラ海溝の影響であると思われる。 東海岸に沿う断層群の傾斜は西落ちである。 東海岸には、海岸に沿って8以上の段丘崖がある。これらは沖積世に形成され、1,000年以上の間隔で繰り返し発生した地震によって形成された。(Liew et al., 1993)

これまでにも台湾では 1935 (M7.1), 1941(M7.1), 1964 (M7.0) (Bonilla, 1977)といった大きな地震が発生している。

Bonilla, M.G.,  Summary of Quaternary faulting and elevation changes in
Taiwan.  Geol. Soc. China Mem. 2, 43-55, 1977

Liew, P.M., Pirazzoli, P.A., Hsieh, M.L., Arnold, M. Barusseau, J.P.,
Fontugne, M. and Giresse, P, Holocene tectonic uplift deduced from elevated
shorelins, eastern Coastal Range of Taiwan, Tectonophysics, 222, 55-68, 1993.

Davis, D., J. Suppe, and F.A. Dahlen, Mechanics of Fold-and-Thrust Belts and Accretionary Wedges,
J. Geophys. Res., 88, 1153-1172, 1983

瀬野徹三, 台湾付近のテクトニクス, 地震, 46, 461-477, 1994

太田陽子・岡田篤正, フィリピン海島弧系I, アジアの変動帯, 藤田和夫編, 海文堂, 147-144

緊急調査報告


余震活動


第四紀断層と

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